気ままにゲームレビュー#13 〜この世の命が、蘇る〜

最近の据え置きゲーム業界では、グラフィックという一点が非常に重要視されている。だが、グラフィックの良さは一口に『リアルさ』だけでは判断できない。

それを身をもって表現してみせた、発売当初から語り継がれている名作がこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190508000230j:image

カプコン発売、大神〜絶景版〜。今回は、このゲームをレビューしていく。

 

〜ゲーム性〜

 

このゲームを始めてまず惹かれるのが、まるで水墨画で描かれたかのような、芸術的なフィールドだ。圧倒的に作り込まれたそれはプレイヤーに神秘さえ感じさせ、ただキャラクターを走らせているだけでも充分に楽しい。

f:id:metalgearlovepotter:20190524110643j:image

戦闘面もいい。四足歩行の“”という生き物を最大限活かしたアクションは、非常にクールだ。『鏡』『勾玉』『剣』という三種のアイテムを装備することで異なるアクションを楽しめるので、戦略性も充分に確保されている。

冒険の先で挑むことになるダンジョンでは、数々の謎解きがプレイヤーを阻む。頭を捻らせながら謎を解き、ダンジョンの深奥まで辿り着けた時の達成感は、一度味わうと忘れられないだろう。

さらにこのゲーム一番の特徴は、『筆しらべ』というシステムだ。

R1ボタンで開いた専用画面に線や図形を描くことで、特定の技を繰り出すことができるこのシステムは、ゲームの根幹を担う重要な要素である。

f:id:metalgearlovepotter:20190524111040j:image

横一文字に線を引くことで敵や障害物を切り裂く『一閃』、空に丸を描くことで太陽を出現させる『天照』、木の幹をまるで囲うことで花を咲かせる『開花』など、その種類は様々。謎解きでも使う場面が来るこのシステムは、ゲームのアクセントととしては充分すぎる機能をそなえている。

難易度が少々低すぎて物足りなく感じることと、カメラワークが絶妙に悪いことを除けば、非常に高い完成度の内容であることは間違いない。

 

〜ストーリー性〜

 

今作の評価を最も上げているのが、日本の神話や民話をベースとしたストーリーである。

天照大神かぐや姫など、日本で生まれ育った人なら必ず知っているか、名前くらいは聞いたことがあるものがベースなので、観ていて飽きない。

さらに、時折挟まるギャグや主人公のわんこが見せる激カワな仕草で、癒されながら旅を進めることができるのだ。

f:id:metalgearlovepotter:20190524111614j:image↑精霊に頭を小突かれてイラつく犬もとい大神。かわいい。

ただ、このストーリーには悪いところもある。

当初最大の敵と思われていた存在を倒すところまでは盛り上がりしか見せないのだが、それが終わってからしばらく中弛みが激しい。

それは別の地方に行ってそこで暴れる妖怪を倒すという展開の繰り返しだからなのだが、一パートが長いのでどうにも惰性で進まざるを得なかったのが残念なところである。

しかし、終盤からエンディングにかけた非常に素晴らしい流れは確実にプレイヤーの心を掴み、涙腺を崩壊させるのは間違いないだろう。

奇を衒ったストーリーでは決してないが、正に王道を地でいくところに、この物語の真髄はあるのだ。

 

〜まとめ〜

 

可愛い動物を操って世界の危機を救って最後は感動できる。何度もリメイクされるのにも納得できる内容なので、是非一度探してプレイしてみて欲しい。

f:id:metalgearlovepotter:20190524112404j:image

 

 

 

 

気ままにゲームレビュー#12 〜いま魂(ソウル)が試されようとしている〜

皆さんは「死にゲー」というジャンルをご存知だろうか。初見殺し、一撃が重すぎる強い雑魚敵。初見では攻略不可能とまで思えるボスキャラ。そんな恐ろしい要素を寄せ集めたジャンルの代表格とも言えるシリーズの、始まりの作品がこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190321232026j:image

ソニーコンピュータエンタテインメント発売の、デモンズソウル。ゲーム性とストーリー性に分けて、れっつゲームレビュー。

 

〜ゲーム性〜

 

まず今作を語るより先に、ダークソウルという作品に触れておこう。ダークソウルもまた死にゲーであり、このデモンズソウルの流れを汲んだ作品である。自分はこのダークソウルをクリアしてからこの作品に臨んだため、少し余裕があった。

「俺ならクリアできる」と、少し楽観的になっていたのだ。だがそれは阿呆の極みだった。

このゲーム、恐ろしいほどに硬派なのである。ステージ中にはチェックポイントがボス戦場所以外一切無く、死ねば本当に最初からだ。それ故に気力がゴリゴリと削られていく。

ボスもとても強い。一撃も与えられず死ぬなんてこともあった。そしてレベルアップに必要な経験値は一度死ぬとその場に落としていってしまうので、復活後は取りに戻らないといけない。

f:id:metalgearlovepotter:20190322004015j:image

f:id:metalgearlovepotter:20190322004022j:image恐らく最強の一角である『タカアシ鎧蜘蛛』。最初の絶望。

この極限までプレイヤーを追い詰めてくるレベル設計が、ダークソウルの比ではないのだ。恐ろしい、本当に。だが、理不尽ではない。

f:id:metalgearlovepotter:20190322020309j:image

今作はステージ選択制で、しかも拠点への帰還も自由。故に、攻略の筋道は非常に立てやすくなっている。敢えて難易度の高いステージを最初に選択してレベルだけ上げる、武器強化アイテムが手に入りやすいステージで武装を強化してから挑むなど、その道のりはプレイヤー次第。最初攻略できなかった場所も気づけば攻略できるようになっており、全てが終わった時、喜びがどっと押し寄せてくるのだ。この快感は、プレイしたものにしか味わえないだろう。

ただ、一つだけ難点がある。このゲームは「死にゲー」のはずなのに、死ぬとステージの地形や、NPC出現の有無が左右されると行った要素がある。この要素が探索を億劫なものに感じさせてしまい、非常にもったいなかった。だがそれ以外は素晴らしい。本当に。

 

〜ストーリー性〜

 

後発のダークソウルシリーズが暗鬱かつ複雑難解なストーリーなのに対し、今作は割とわかりやすい。

恐ろしい魔物が復活したことで世界が滅亡の危機に瀕し、魔物を封じるべく主人公が戦いの地に赴いたという流れが冒頭にナレーションで雰囲気たっぷりに教えてもらえるので、自分がいま何をしているのかすぐに理解できる。

f:id:metalgearlovepotter:20190322024222j:image

さらに各地で出会うNPCも比較的友好的かつ使命感溢れるやつらが多いので、愛着が湧きやすい。

主人公はラスボスを封じるべく各地の強力な魔物を倒していくのだが、こいつらがまた個性派揃いだ。

目が見えなかったり、いきなり分身する上に元凶を見つけない限り何度でも復活したりと、印象に残らないボスキャラは非常に少ない。

f:id:metalgearlovepotter:20190322024725j:image個人的に一番好きな聖女アストラエア。このボス戦の雰囲気は圧巻なので、是非やってほしい。

さらにラストは分岐システムが採用され、まさに『魂(ソウル)が試されている』というキャッチコピーに相応しい幕切れと言えるだろう。

 

〜まとめ〜

 

このゲームは、まあ何とかなるでしょうという気持ちでは絶対にやってはいけない。それなりの覚悟を持って臨まないと、クリアは難しいだろう。だが、その先にある快感を得るには、プレイするしかない。是非多くの人に、自らの魂(ソウル)の限界を試してもらいたい。

f:id:metalgearlovepotter:20190322025942j:image

 

 

気ままにゲームレビュー#11 〜AMAZINGな冒険が今始まる!〜

ゴールデングローブ賞アカデミー賞(ざっくり言うとめちゃくちゃ凄い映画に贈られる賞)を獲得した映画『スパイダーバース 』。そんな今だから便乗してレビューしたいオープンワールド作品がこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190314125659j:image

アクティビジョンスクウェアエニックス発売、アメイジングスパイダーマン2スパイダーマン作品としては二作目のレビューになるので、前作との違いも踏まえてレビューしようと思う。

 

〜ゲーム性〜

 

キャラクターサイズが大きく見直され比較的ビッグサイズで描かれたことで、アクションは非常にダイナミックになった。

操作も非常に単純になり、尚且つ面白さも失われていない。感覚的なワンボタン操作が基本なので、手軽に壮快感溢れるバトルが楽しめるし、気づかれずに背後や天井から敵を倒していくステルスバトルもあったりするので、戦略性も増している。

f:id:metalgearlovepotter:20190314184721j:image

また、サブミッションをクリアすると新しいスーツが手に入る。スパイダーバース の最後に登場した未来のアイツのスーツもある。

ウェブスイングは非常に気持ちいい。そりゃあもう、ビルとビルの間を飛んでるだけで嫌なことは忘れられること間違いなし。ストーリー御構い無しでひたすら飛び続けたこともあった。そう、最初のうちは。

f:id:metalgearlovepotter:20190314185036j:image

ここからダメなところ。先ずはロードの長さ。ミッション中、拠点帰り、ショップ入店時など、ちょこちょこ挟まるロードが割と長い。まぁクソゲーレベルで長いわけではないが、それでも割と長い。

で、次が最もダメなところ。このゲームはオープンワールドなので、当然サブミッションがある。暴動鎮圧、カーチェイス、爆弾処理など何種類かのバリエーションがあるのだが、問題はこれら全てを解決しなければならないところである。

つまりどういうことかというと、まず今作にはヒーローレベルとメナスレベルがある。ヒーローは善行で上がり、メナスは悪行で上がるというシステムだ。

で、ミッションは一定時間経つと消滅してしまう。まぁ手が届かない時もあるでしょうと。そんなことを思っていると、スパイダーマンのメナスレベルがなぜか上がっているのである。

そう。このゲーム、解決できなかった事件は全てスパイダーマンのせいになるのだ。ミッション失敗時も同じ。

警察もいるじゃねーーか!!!

何度そう叫びたくなったことだろう。だがその声は市民には届かない。無慈悲だ。

しかもメナスレベルが上がってくると治安警察っぽいやつらが空から地上から襲いかかってくる。

f:id:metalgearlovepotter:20190314185430j:image

f:id:metalgearlovepotter:20190314185516j:image

自由な空の旅なんてあったもんじゃあない。どんどん消滅していくミッションを追っかけてプレイして評価を上げながら、ヒィヒィしている。これがスパイダーマンの実情ということか...。ヒーローの時は楽しかったなぁ。

 

〜ストーリー性〜

 

今作では、スパイダーマンのヒーローではない、一人間としての葛藤を知ることができる。

f:id:metalgearlovepotter:20190314184503j:image

彼のおじさんは強盗に殺され、その復讐のために彼はマスクを被る。だが犯人は..............。

スパイダーマン3ほど多くはないが、個性的なヴィランも登場する。

両手から衝撃波を放つギャング、ショッカー。

f:id:metalgearlovepotter:20190314190124j:image

今作の隠れヒロイン枠でもある女怪盗、ブラックキャット。

f:id:metalgearlovepotter:20190314190242j:image

映画ではメインヴィランだった電気男、エレクトロ。

f:id:metalgearlovepotter:20190314190459j:image

そして映画『スパイダーバース』で大活躍中のマフィアのドン、キングピン。

f:id:metalgearlovepotter:20190314190746j:image

これ以外にもあと何人か出てくる。

正直な話、今作のストーリーは微妙である。本筋としてはピーターが人としての葛藤を乗り越えるところにあるのだが、そもそも事件の元凶の一つは解決しないまま終わるのだから、モヤモヤがつきない。アメイジングスパイダーマン3に向けて続編ありきにしたのかもしれないが、結局は映画が頓挫したおかげでお蔵入りである。悲しい。

 

〜まとめ〜

 

なんというか、この作品は全体的に惜しい

アクションもストーリーも、そこさえちゃんとしていれば...という一要素だけでレベルを落としている。

続編があれば、きっともっといいゲームになっていただろう。スパイダーマン好きなら買って損はない、はず。

f:id:metalgearlovepotter:20190314191025j:image

 

 

 

 

 

 

気ままにゲームレビュー#10 〜ようこそリバティーシティへ〜

オープンワールドゲームで最も重要なのは、いかにその世界が魅力的であるかだ。そんなオープンワールドを実現し、今なお色褪せない作品がこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190313135541j:image

ロックスター・ゲームズテイクツー・インタラクティブジャパン発売、グランドセフトオートⅣ:コンプリートエディション。このゲームを、例のごとくゲーム性、ストーリー性に分けてレビューしていこうと思う。

 

〜ゲーム性〜

 

やはりこのゲームで最も優れているのは、徹底的に作り込まれた街の情景、人々の動きだ。

f:id:metalgearlovepotter:20190313141950j:image

街では多くの人々が生活しており、座り込んでいたり、買い物帰りだったり、警官に追われていたりと、その状況は様々。場所によって人の様子も変わってくるので、色々なところに行きたくなってしまう。

ミッション内容も様々だ。

銃撃戦を繰り広げ、

f:id:metalgearlovepotter:20190313145345j:image

トラックにしがみつき、

f:id:metalgearlovepotter:20190313150659j:image

カーレースに挑んで、

f:id:metalgearlovepotter:20190313150754j:image

オカマとデートして、

f:id:metalgearlovepotter:20190313145537j:image

弁護士事務所の面接を受ける。

f:id:metalgearlovepotter:20190313151001j:image

そんな最高アメリカンライフを満喫できるのが、今作の魅力だ。

ただ、難易度は結構高い。今作はミッション選択式だが、基本的にチェックポイントは無く、失敗すればそのミッションは初めからやり直しとなる。さらに失ったライフや弾薬もそのまま引き継ぐため、戻し作業は非常にしんどいこと間違いなしである。

だが雑になってはいけない。そうなったらもう負の連鎖からは逃れられないので、慎重さ、冷静さを忘れないことが重要だ。経験者が言うのだから間違いはない。

また、敵は重要キャラ以外はマップに表示されないため、常に全方位に気を配らなければならず、即座な判断力も求められる。一ミッションやった後の疲れは凄い。でも先が気になるからやってしまう。

それがこのゲームの凄いところだ。

 

〜ストーリー性〜

 

実はこのゲーム、様々な重く深いテーマを取り扱っている。だが先ずは、今作に収録されているDLC二作から触れていこうと思う。これら二作は、リバティーシティにおけるいわゆる『』と『』だ。

ザ・ロストアンドダムド

f:id:metalgearlovepotter:20190313155738j:image

主人公はジョニー・クレビッツ。バイカーギャングロストの副リーダーとして生きる彼は、穏健派として、チームの為に敵対するギャング達と休戦協定を結ぶなど尽力していた。しかし、ムショに入っていたリーダーのビリー・グレイが出社してきたことで、事態は大きく動き出す....というストーリー。

ザ・バラッドオブゲイトニー

f:id:metalgearlovepotter:20190313160557j:image

主人公はルイス・ロペス。雇い主であり相棒でもあるクラブオーナー通称ゲイ・トニーが抱える借金のためにリバティーシティの裏世界を奔走するという物語。

彼らは後述する本編にも何度か登場しており、このdlcをプレイすることで、いかに多くの人間の思惑が今作で絡み合っていたかがよく分かるだろう。

いよいよ本編に入る。

物語は、主人公が船に乗り込みロスサントスへとやってくるところから始まる。

f:id:metalgearlovepotter:20190313152637j:image

この男が主人公のニコ・ベリックだ。彼は祖国で従軍していた経験があり、そこで1人の仲間の裏切りで自分が属していた部隊を壊滅させられたという過去を持っている。リバティーシティへ来た理由もその人物への復讐のためであり、この時点で彼は『復讐の是非』『反戦』という二つのテーマを背負うことになる。彼は復讐のため、裏の世界に手を染め、金をかき集め、情報を得ていく。そんな彼の選択が、物語を、そしてプレイヤーの心を大きく動かすことになる。物語の目的は最後まで復讐なのだが、全てを成し遂げた時にニコが見せる表情は必見である。

彼はなんのために戦えばよかったのか。それとも戦わなければよかったのか。ゲームを終えた今でも、自分は答えを出せずにいる。

 

〜まとめ〜

 

ハリウッド映画のようなド派手さは無いが、個性的かつ人間臭い登場人物達との尖りまくった掛け合い、緻密かつ大胆な感情表現で引き込んでくれる今作。今更ということはない。プレイしていないのであれば、今こそその時だろう。さぁ、リバティーシティへ飛び出そう。

f:id:metalgearlovepotter:20190313162402j:image

 



気ままにゲームレビュー#9 〜創壊共闘アクション〜

自分だけの機体。そう、それは正に漢のロマンである。そんなロマンをガンプラという圧倒的メジャーコンテンツで実現した作品がこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190222235907j:image

バンダイナムコゲームス発売、ガンダムブレイカー2。今回はこのゲームをレビューしていくことにする。

 

〜ゲーム性〜

 

操作は非常に単純。◽︎・△が格闘ボタン。L1が射撃ボタン。×ボタンでブースト。基本はこの四種のボタンを使ってフィールド上の敵機体を撃破していくことになる。

f:id:metalgearlovepotter:20190223004621j:image

画面に収まった敵には自動でロックオンもつくので、ゲーム初心者でも楽々と進むことができるので安心だ。が、しかし。この戦闘パート、実はやり込むほど楽しくなくなる。ストーリー進行中は、キャラクターの掛け合いや巨大なモビルアーマーとの攻防に眼を奪われることもあった。しかしストーリーが終わるとプレイヤーがやりたくなるのは『パーツ集め』だ。パーツを集めるには、ステージ中の敵モビルスーツ(MS)からのドロップを狙うしかない。でも1ステージが微妙に長い。長いから周回がダレる。結果やる気も降下、大気圏に突入してしまうのだ。

このゲーム最大の売りは、手に入れたパーツを組み合わせて自分”専用”のガンプラを作れるところ。なんとそのバリエーションは百億通り以上!ゲームを進めると、汚れ具合、傷つき具合、エンブレムなどカスタマイズの幅が広がっていくので、その内カスタマイズだけで満足するようになる。実際戦ってる時より楽しい。

f:id:metalgearlovepotter:20190224101457j:image

ただ、意外と自由度は高くない。いや、高いことは高いのだが、痒いところに手が届かない。

まずはパーツの使用制限。強いパーツはプレイヤーのレベルを上げないと使用出来ないのだが、このレベル上げ作業がダルい。上がるペースがスローのくせに、地味に高レベルを要求されることがあって、しかもそれを上げるためにゲームをやることになるのでやらされてる感じしかしなかった。

さらにコストオーバー、キャパシティオーバーと、巨人の星よろしく制限ばっかかけてくる。もっと自由にやれれば尚よかった。

ただ、やはりそれ以外は素晴らしい。カラーリングから迷彩パターンまで幅広くカスタマイズでき、パーツはセッティング時に金を積むことで任意で強くできる。やり込めばやり込むほど、このMSカスタムの楽しさの真価は発揮されていくことだろう。

あとはもう少し戦闘さえ、戦闘さえ楽しければ....。

 

〜ストーリー性〜

 

劇中劇の要領で、ガンダムフェスタのイベントに向けて造られたストーリーという設定。

f:id:metalgearlovepotter:20190224101739j:image

だがそれはあくまで設定で、いざ入ってしまえばとても熱くなれる王道のストーリーだ。

占拠されたコロニーに取り残された主人公が、味方軍のパイロットと合流するところから物語は始まる。

f:id:metalgearlovepotter:20190224101926j:image

ベテランのエリートパイロットとそのライバル、熱い闘志を燃やす少年パイロットとその師匠、敵軍の偉い人の娘が味方にいたりなど、所々にそれっぽい要素があり、途中ではとても胸熱な展開も見せてくれる。劇中劇だからと侮るなかれ。確かにそこに、戦場はある。

でもやっぱ劇中劇設定はいらなかっt

 

〜まとめ〜

 

少なくとも、前作1よりは確実に面白くなっている今作(前作はプレイ途中で売っぱらった)。でもやっぱり至らないところもある本作。ストーリー終わるまでが面白さのピークなので、それ以降はプレイヤー次第でどうとでもなるだろう。

ガンダムが好きなら、手を出して損はない作品だ。

f:id:metalgearlovepotter:20190224140026j:image

 

気ままにゲームレビュー#8 〜オレをハメたのは、天使か、悪魔か?〜

各ゲームには、それぞれ面白い要素がある。アクション然り、謎解き然り、大ヒットを飛ばしたゲームには全てその”面白い要素”が備わっていた。そんな要素を混ぜ込みつつ、味を整えることに成功したゲームがこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190219214058j:image

THQコナミ発売の、ダークサイダーズ〜審判の時〜。知る人ぞ知る佳作であるこの作品を、今回はレビューする。

 

〜ゲーム性〜

 

先述した通り、この作品は過去の大ヒットゲームの「いいとこどり」をした作品だ。

敵の四肢を切り落とすといった豪快なアクションはゴッドオブウォーを彷彿とさせ、数種の武器、ソウルといった装備強化のシステムはデビルメイクライと趣きが似ている。

フィールドに点在する謎解き要素はゼルダの伝説にも追随する魅力があり、まさにゲーム界のアベンジャーズである。

さらにこのゲームの凄いところは、それら全てが調和を保っているところだ。どれ一つとってもゲームバランスを崩壊させることなく、寧ろプレイ環境にメリハリをつけるいい素材になっている。

f:id:metalgearlovepotter:20190220031002j:image

暴力でスッキリしたい!謎解きをじっくり楽しみたい!そんな様々な要望全てに答えてくれる。

探索要素も充実している。集めてショップの役割を担うキャラに渡せるもの、集めることでステータスを上昇させるもの、伝説の鎧の欠片など、広大なフィールドを歩くには充分すぎる要素が転がっている。

f:id:metalgearlovepotter:20190220031824j:image真ん中で光ってるのが各地に点在する収集物『アーティファクト』。右のやつに横流しすれば金(ソウル)が手に入る。

ただ今作、アクションが少し難しい。敵の一撃が重く、三撃ほど食らえばもうライフゲージが半分削られている。ガードはすぐ崩されるし、回避行動にもラグ等の制約があるため迂闊には使えない。

ただコンティニューに制限はなく、再スタートも直前からなので、サクサクと進められるだろう。

 

〜ストーリー性〜

 

?????????????

 

気づいたらこうなっていた。いや、最初の方から割とこんな感じだった。

物語は黙示録を題材としており、人間の世界に無数の隕石が降り注ぐ終末戦争から始まる。

そんな、最初からクライマックスな惨状に召喚された四騎士の一人『ウォー』が今作の主人公だ。

f:id:metalgearlovepotter:20190220035050j:imageアメコミ然としたビジュアル。イケメンである。

彼は本来召喚されるべきではなく、本来なら終末戦争ももっと後に起きるはずだった。それを引き起こし、人類を滅亡させたのはお前だろう。

そんな理不尽な嫌疑を上司たちにかけられ、その嫌疑を解くために冒険が始まる...というのがザックリとしたストーリー。まさに社畜の鑑である。

そもそも分からない単語がポンポン飛び交うので、気づいたらどこか遠くへ行ってしまったような気分。黙示録についてしっかりと調べてみたら話はまた変わるかもしれないので、事前の情報収集はしておいた方が得かもしれない。

世界観は結構壮大だし地味なストーリーでもないので、一概に悪いとは言えない。全然わかんないけど。

f:id:metalgearlovepotter:20190220034803j:image

 

〜まとめ〜

 

パクリが決して悪くないことを証明した、意外と革新的なゲームである今作。実は2、3とシリーズ化もされているので、触れておいて損はない作品だろう。

f:id:metalgearlovepotter:20190220035640j:image

 

 

 

 

 

気ままにゲームレビュー#7 〜神となる前、その男はひとりの人間だった〜

 

最新作も大ヒットを飛ばし、名実ともに”神ゲー”の名を欲しいままにしているゴッド・オブ・ウォーシリーズ。そんなシリーズの前日譚を描いた作品がこれ。

f:id:metalgearlovepotter:20190218190352j:image

ソニーコンピュータエンターテインメント発売の、ゴッド・オブ・ウォー:アセンション

れっつゲームレビュー。

 

〜ゲーム性〜

 

凄い!!なんて迫力だ!!!

 

このゲームをプレイした人なら、誰でもそう思うだろう。自分はゴッド・オブ・ウォーシリーズ初プレイだったので、尚更だ。それ程までに、今作のゲーム画面から繰り出される豪快かつ繊細な映像美は秀でている。

f:id:metalgearlovepotter:20190218194422j:image

f:id:metalgearlovepotter:20190218191614j:image

雑魚敵や巨大ボスとの手に汗握るバトル。序盤からこんな場面がポンポン飛び出し、休む暇を与えてもらえない。だがそれがいい。もし安らぎが欲しいなら、DSで子犬でも弄っていればいいだろう。

洋ゲーあるあるの例に漏れず、今作ではQTEシステムが採用されている。画面上に表示されるボタンを瞬時に押すことでゲームを進めるシステムだが、その際の画面がまた大迫力

f:id:metalgearlovepotter:20190218192600j:image

絶え間なく繰り広げられる豪快な闘いは、プレイヤーの内に秘められた闘争心を爆発させること間違いなしである。

戦闘は間違いなく素晴らしいが、ステージの随所に見られる謎解き要素は微妙。

崩壊したオブジェクトの時間を、戻したり進ませたりを組み合わせて活路を切り開く。のだか、微妙にテンポが悪くてダルく感じてしまった。これに関してはプレイヤーに合う合わないもあるだろう。

それでも建物がガラガラと音を立てて移り変わる様は迫力に溢れているので、視覚的には良いギミックだと思う。

f:id:metalgearlovepotter:20190218201748j:image

また、このゲームにはまた一つ問題点として挙げられる部分がある。

なんとこのゲーム、カメラ操作がないのだ。迫力を第一に考え、その場面場面に合ったカメラワークに自動で移行するのだが、イマイチ見づらかったりする場面が多かった。特に酷かったのが、あまりに画面を引きすぎて主人公がちっちゃくなってしまったところである。

f:id:metalgearlovepotter:20190218195650p:imageいや分からん分からん。もうちょい主張しろ。

いくつか改善して欲しい部分もありつつ、やはりゲーム性においては大迫力の一言で表現するのが一番だろう。ゲーム性おわり。

 

〜ストーリー性〜

 

ギリシア神話を題材にした壮大な展開が売りのストーリーで、冒頭から巨人の身体の上で戦いを繰り広げるなど、そのスケールは凄まじい。

今作は、スパルタの英雄クレイトスが、家族の敵である神々に反旗を翻すまでを描いた物語。

彼の人間としての弱さ、苦悩がフィーチャーされており、亡き妻と娘に対する想いがひしひしと伝わってくる。

主人公の裏切りを止めるべく3人の女神たちが襲ってくるというストーリーなのだが、その内の一人である『ティシーフォネー』がやけにエロい。

f:id:metalgearlovepotter:20190218203314j:imageチラチラ覗く足がよろしくない。非常によろしい。

しかし今作、話の展開が少々チグハグだ。

最初の展開に一区切りがつくと回想として過去に飛び、そこから現在まで戻ってある程度進むとまた過去に飛ばされる。

理由も『クレイトスは思い出していた』という唐突なナレーションで済まされるので、過去と現在を行き来する必然性が感じられなかった。

内容自体は結構面白いだけに、少し残念だ。

 

〜まとめ〜

 

ギリシア神話という壮大な題材を存分に活かしたストーリー、ステージ、キャラクター、アクション。

ダイナミックな動きで敵をなぎ倒し、腹や頭を掻っ捌く内容はストレス発散にぴったりだろう。

探索をしっかりしていれば二週目で様々な恩恵も受けられ、よりストレスフリーに楽しめるようになる。さぁ、みんなでGEOへ行こう。

f:id:metalgearlovepotter:20190218205537j:image